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バーニング・ブリッジ

原文
Burning Bridge
著者
Justin Cheong
訳者
獅子面のネタ師 ◆Neta/Frxv.
投稿日
2003-08-13
更新
2003-08-13

《罠の橋》が8版に残った。それがどうしたって? 8版のカードを加えたバーニング・ブリッジを組むことができるじゃないか! 最近Brainburstに載っていたバーニング・ブリッジは、《霊体の地滑り》対策に緑を散らして《帰化》を入れていたけど、僕に言わせりゃイマイチだな。赤単で組んだって、ちゃんとサイドに対策カードを積めるさ。確かにぐるぐる回る《ティーロの信者》は脅威っちゃ脅威だけど、ね。

とりあえず現行の火力をピックアップしてみよう。

まだ候補はあるだろうけど、ここら辺が現実的なんじゃないかな。

1マナ圏火力

ふっつーなら《炎の稲妻》の方が《ショック》より優れているわけで。両方使うって選択肢もあるけど、そんなにスロットもないので前者だけ。

2マナ圏火力

《プラズマの連鎖》よりは後腐れの無い《火山の鎚》を優先させたい。

3マナ圏火力

とりあえず《癇しゃく》よりは《炭化》の方が良い。長期戦になった時に手札に戻せるメリットは大きいので《ボガーダンの鎚》も採用。バーンデッキなら《硫黄の渦》をメインに入れない理由が見当たらない。さて《突撃の地鳴り》はどうするか? 《ボガーダンの鎚》を使う都合上、土地は置けるだけ置いておきたいが、引かなかった時に手札に土地が余るのもゴメンだ。だから入れておいても悪くはないと思う。保留。

4マナ圏火力

《激発》は生物デッキに劇的に効く。コレがある限りは《電撃波》の出番は回ってこないだろう。でも今回は止めとこう。

とりあえず火力の部分だけまとめてみるか。

デッキの柔軟性をあげる為には火力だけじゃなくてユーティリティーカードも必要だ。この役目には《燃え立つ願い》が最適だと思う。とりあえず《願い》で持ってくるカードを列挙してみよう。

《野火》:
スライドを減速してくれるし、白ウィニーにも効く。
《抹消》:
終盤のリセットボタン。
《めった切り》:
ゴブリンおつ!
《脅しつけ》:
あらやだ、奥さん。相手の生物がこっちの火力に!
《稲妻の波動》:
2ターンかかるけど、1枚のカードで12点は魅力。
《ボガーダンの鎚》:
とりあえず持って来て、後半には使い回せる。
《紅蓮地獄》:
臨機応変に使えるのは良いことだ。やや《めった切り》と被る。
《圧服》:
ブラフに使ってカウンター使わせる。じゃないと《罠の橋》なんて通らない。キャントリップ付いてるからアドバンテージは失わないし。

これらを1枚ずつ入れたとしてサイドのスロットが8枚。とりあえず残りのうち3枚は青対策の《沸騰》のために確保する。で、残り4枚をどうするかだけど2枚を追加の《紅蓮地獄》に充てる。これで、2枚だけサイドインして1枚はサイドに残し、《願い》でのアクセスをいつでも可能にできる。つまり、対スライやステロでは《紅蓮地獄》を6枚体制で戦えるわけだ。同様にサイドの残り2枚も追加の《野火》にする。《野火》.6枚体制なら苦手のスライドも何とかなるだろう。

メインからの生物対策として《星の嵐》4枚を入れることにした。もちろん4枚の《罠の橋》は必須だ。これで合計31枚。土地を24枚入れるとして残り5枚のカードを入れられる。なので、さっき保留にした《突撃の地鳴り》2枚を入れてみる。これで後半の土地引きすぎの被害を軽減できる。残り3枚は何を入れようか。ここはひとつ、前々から使ってみたかった《ラースの灼熱洞》を採用しよう。《灼熱洞》を4ターン目に置いたら、そこからはフル火力モードだ。《炎の稲妻》は1マナ4点火力、FB5マナでまた4点。なんと1枚で8点の火力になるわけだ。すげー。

土地のスロットは24枚。《石化した原野》は無色のマナソースながらいい働きをしそうだ。《忘れられた洞窟》とも噛み合うし、《突撃の地鳴り》や《蛮族のリング》との相性も上々。よし、決めた。《蛮族のリング》3枚に《忘れられた洞窟》3枚、それに《石化した原野》2枚採用だ。たった2枚なら無色マナでも大丈夫だろう。残りの16枚のうち、3枚はフェッチランドにしてデッキの圧縮を図ろう。フェッチなら《石化した原野》とも噛み合うオマケ付きだ。残り13枚は《山》にしよう。

よし、まとめだ。

プレイテストの結果とマッチアップ分析

UGマッドネス

相手が対処しきれないくらいの火力があるので、何とかなる相手。サイド後は《帰化》が入ってくるだろうけど、《罠の橋》が壊されても即死って程じゃない。相手の生物は火力で対処していけば良いし、《沸騰》でスローダウンすることもできる。《灼熱洞》さえ張ればワームだって火力で簡単に焼けるしね。

ステロイド

《幻影のケンタウルス》と《象の導き》が厄介な相手だ。《紅蓮地獄》で小型生物を一掃できるので、サイド後ならちょっとは相性が良くなる。1枚ないし2枚《罠の橋》を張ったら、手札を少なく保つ意味でも全力で相手に火力叩き込んでダメージレースに持ち込もう。

スライド

サイド後なら《野火》が有るので何とか戦える相手だ。基本的には相性が悪く、《ティーロの信者》を回されたら絶望的だ。とりあえず《野火》で相手のマナベースを破壊してサイクリングマナを無くし、その後《信者》を焼いて、最後に相手本体に火力を当ててくプランになる。

サイカトグ

8版環境じゃ絶滅に瀕したデッキだ。カウンターの量も限られてるので火力全部カウンターできるわけじゃないし、再利用できる《ボガーダンの鎚》がよく効く。《沸騰》でも通ったらそれだけで勝てる。《突撃の地鳴り》と《灼熱洞》はまずカウンターされるだろうけど、万が一でも通ったら勝ち確定。サイカはいったん張られたエンチャントを剥がせないし、凄いスピードで相手のライフを削れるはず。《強迫》も《対抗呪文》も無しじゃ対サイカなんてまず負けないだろうけど、《消えないこだま》だけは要注意だ。

ウェイク

このデッキも《対抗呪文》と《記憶の欠落》を失ったわけで、こっちの火力をカウンターしきれる力はもはやない。よっぽど早いターンから《ミラーリ》+《新たな信仰》でもやられなければ勝てる相手だ。サイド後に《沸騰》と《野火》入れたらもう「お客さん」だね。

スライ

プレイテストは楽しかったよ。相手がゴブリン出すたびに《ボガーダンの鎚》とか《炎の稲妻》とか《炭化》とかで片っ端から除去してやるんだ。《星の嵐》でもブッ放してやれば相手はガックリだね。とりあえずあんまり相手本体には火力を撃たないようにして、相手のゴブリンにだけ対処していくんだ。相手のハンドもこっちのハンドも減ってきたら、相手は苦し紛れに《硫黄の渦》を置いてくる。そこでニッコリ笑って相手本体を焼き始めるんだ。大丈夫、このデッキの方が絶対に相手より火力が多い。簡単に勝てるね。サイド後はもっと簡単。《紅蓮地獄》が相手のチビ助どもを焼き払ってくれる。まさに「お客さん」。

とりあえずプレイテストした範囲じゃ絶望的なマッチアップはなかった。ステロイドはまだけっこう居るかもしれないけど、《罠の橋》さえ張れれば何とか勝負になる。8版環境での今んとこのメタだと、バーニング・ブリッジはかなり有利なデッキだと思うよ。ここまで強力だと、そのうち対策されちゃうかもしれないけどね。でも、そうなってもメタの三つ巴の一角には食い込めると思うし、このデッキが強力なのには変わりないね。

翻訳内容は、獅子面のネタ師◆Neta/Frxv.の脳内変換されたものであり原文記事の内容を正しく捕らえきれていない場合があります。

原文との併読をオススメします。原文はこちらです。

http://www.mtgparadise.com/articles/august2003/1208cheong_burn.shtml

当ページは、2ちゃんねる卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426(braingeyser-lj@infoseek.jp)がまとめたものです。