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ザ・ビッグ4

原文
The Big Four
著者
Josh Bennett
訳者
獅子面のネタ師 ◆Neta/Frxv.
投稿日
2003-01-11
更新
2003-06-23

遥か彼方ニューオリンズの地で、4つのアーキタイプがフィールドを席巻しました。会場には約60ものアーキタイプが存在したにも関わらず、前述の4つのアーキタイプだけでフィールドの5割に達していました。そのアーキタイプとは、そう、マルカ・UGマッドネス・オース・サイカの4つです。以下にそのアーキタイプでそれぞれ最上位の成績であるレシピとプレイヤーを示します。なぜ彼らはそのアーキタイプを選んだのでしょうか? 彼らはどのようにデッキをチューンしたのでしょうか? 解説していきたいと思います。

Gerard Fabiano "マルカ"- 18位

なぜマルカを選択したかについては、Fabianoははっきりと解答してくれました。

「これはGPの2日目に勝ち残るためのデッキなんだ」

どうやら、多くのアーキタイプに対しての戦える受けの広さが魅力な様です。相手のデッキの動きを封じ込めるため、このバージョンでは妨害手段に多数のスロットを裂いています。そして、キーカードはメインからの消えないこだま、特に対サイカに突き刺さります。Fabianoの予想以上にフィールドに多数のサイカが存在したため、メインからの消えないこだまというチューンは大満足だったようです。Fabiano型のマルカを選択した3人全員がTop32入りしているのも特筆すべきことです。

Fabianoは、同時に1個以上のデッキをテストできるプレイテストグループこそ信頼に値すると考えています。彼のグループは、PTヒューストンの時にUBリアニメイターしかプレイテストしていなかったため、散々な目に遭いました。そして、その失敗から学んだことは、グループ全員が同じデッキでテストしていたら、改良すべき点も見つかりにくいし、チューンした効果が実際あったのか確かめることができないということです。

「驚くべきはそのグループ思考なんだよ」--親しい友人・Mike Pustilnik談

Jeff Cunningham "UGマッドネス" - 5位

Cunninghamにそんな意図があったかどうかは知りませんが、彼はPTヒューストンでUGマッドネスの可能性を見せてくれました。貴方はその結果を見て、Top32入りしたのデッキなのだから、そうとう強力なデッキなのだと思ったかもしれませんが、プロプレイヤー達はただのフロッグだとしか見ていませんでした。しかしPTQシーズンに入り、このデッキの人気は急上昇しました。

Cunninghamはプレイテストの段階でこのデッキのポテンシャルに目を着け、まるでFishのようなコントロール能力と、Fishには無い攻撃力を見出しました。このデッキは超アグレッシブなデッキです。にも関わらず、対戦相手は中速度デッキだと誤認してしまうだろうと、Cunninghamは考えました。

このデッキのプレイングのコツは、雑種犬やアクアミーバのパンプを積極的に行ってダメージを稼ぐことだと、彼は語ります。マーフォークの物あさりを使うマッドネスも存在しますが「そんなのは遅すぎる」とCunninghamは否定的です。「コントロールしたいのなら環境にはもっと良いコントロールカードがある、このデッキを使うからには"より速くより多く"ダメージを重ねるべきだ」とコメントしてくれました。

Cunningham曰く、目くらましが本当に強いとのことです。このカードは序盤戦で決め手となり、また脅威となるカードを排除してくれます。彼は同キャラ対策に特に気を使って呪文散らしのケンタウルスまで用意しましたが、多数存在した同キャラとは全然あたらなかったそうです。それでも、Cunninghamはメタの読みが的中し、とても幸運でした。彼は対サイカ戦を、一般に言われてる程には悲観していません。デッキの変更すべき点が一つだけあるそうです。「直観はやはり不可思議の方が良い、何故なら直観なんて打ってる暇がない時も多く、不可思議は本当にブッ壊れている」からだそうです。

Eugene Harvey "サイカトグ" - 2位

Osyp Lebedowiczの製作によるこのサイカトグデッキについて、Harveyは全幅の信頼を寄せています。このバージョンはまったく同一の構成でPTQを2回も抜けている実績があり、それ故Harvey自身もこのデッキをGPで使うことを決めたそうです。Harveyはこのサイカを「このフォーマットで、間違いなく最強のデッキだよ」と断言してくれました。

この自信には様々な根拠があります。まず第一には燻しの導入です。燻しは、今週末にメタの一角として台頭してきたUGマッドネスとの対戦を極めて有利にしてくれます。また、ラッキースライに対してもよく効きます。不思議なことに、苦手とされてきたRed Deck Wins 2K2との対戦成績も五分五分となったそうです。また、狡猾な願いを効率よく使うため、デッキを大きくシフトしてあるのにも注目して下さい。

このデッキを今後どうチューンすべきかも聞いてみましたが、特に変更する箇所が見当たらないという見解でした。このバージョンを用いてHarveyがGP準優勝したことを考えると、妥当な意見なのかもしれません。

Zach"童顔な殺し屋"Parker "オース" - 30位

良いアイディアも、すでに過去の物となってしまうことがあります。今大会でのZach Parkerは、まさにそんな経験をしてしまった人物です。彼は今回のメタの中心がUGマッドネスとマルカであると読んで、それに対抗できるオースを持って来ました。初日は彼のメタ通りであり、意気揚々と2日目に進出した彼を待ち受けていたのは、見渡すばかりのサイカトグの海でした。そう、サイカトグこそオースが最も苦手とするデッキなのです。

サイカ以外のデッキには、彼のデッキは凄まじい破壊力があります。メインからの火口の乱暴者は、とりわけUGマッドネスに対して突き刺さります。また、戦場のたかり屋はこのデッキのキーであり、このカードのおかげでZachはこれほど勝てたとも言えます。しかし、サイカとのマッチアップではこのチューンはまるで役に立たず、2日目では奮わない成績となってしまいました。

どんなデッキを持ってくるべきだったか、と尋ねたところ、彼は単に首を揺さぶり「全然わからないね、いやホントに」と解答してくれました。

>>335-339の翻訳内容は、獅子面のネタ師◆Neta/Frxv.の脳内変換されたものであり原文記事の内容を正しく捕らえきれていない場合があります。

原文との併読をオススメします。原文はこちらです。

http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/gpno03/four

当ページは、2ちゃんねる卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426(braingeyser-lj@infoseek.jp)がまとめたものです。