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3連勝者の談話

原文
The 3-0's Speak
著者
Josh Bennett
訳者
タイ屋
投稿日
2002-12-14
更新
2003-06-23

普通、ドラフトで3連勝するためのレシピとは、いいドラフトといいプレイと、そして、幸運をほんの少し、です。

このテーマを多少とも解明するために、ここではポッド(卓)での勝利者たちがどうやったのかということについての、ちょっとした調査をしてみました。

ポッド1:ブライアン・ヘグスタッド(Brian Hegstad)

ヘグスタッドの勝利は、全体としておかしなものでした。なにしろ彼がテーブルで一番悪いデッキをドラフトしたという点で、ポッド内の見解は一致していたのです。

単に彼が(最弱色の)青をドラフトしていただけでなく、普通よりもさらに悪かったのです。ドラフトの後で、彼は自分が1−2になるだろうと確信していたのですが、しかし、彼は勝ち続けただけでした。

彼はなぜそんなことになったのかを説明しようとして途方にくれていましたが、勝利の大部分はフライヤー(複数形)が手札にきたからだと言ってくれました。対戦相手は、それをどうにかすることができませんでした。そして、彼は十分なダメージを通すことに成功したのです。

ポッド2:アントニオ・デ・ローザ(Antonio De Rosa)

デ・ローザはなぜ彼がテーブルで勝ち切れたのかを正確に知っていました:ナイスで豊富な赤い呪文のおかげです。

《暴動/Insurrection(ON)》と《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing(ON)》と《めった切り/Slice and Dice(ON)》の間のどこかで、彼のデッキは「素晴らしい」を通り越して「止めようがない」にまで行ってしまいました。

彼は赤のオアシスを見つけることができたのは運が良かったからだ、と見ていました。火力呪文への取り合いで衝突事故が引き起こされている非常に多くの(他の)テーブルとは違っていたと。

デ・ローザは、自分のデッキはテーブルで3番目にいいと見ていたのですが、もし最高のカードが手元にきたら、対戦相手はほとんど逃げられないと指摘しました。

ポッド3:ボブ・メーア・ジュニア(Bob Maher, Jr.)

ケン・クローナーをうち負かして3−0となったので、メーアはうれしい驚きを感じました。テーブルの他の人たちが考えている以上に信頼に値するデッキだったので、2−1になると見ていたのです。

彼にとって、そのドラフトのキーとなったのは、まさしく初手での選択でした。彼は1番席にいて、《霧衣の天空裂き/Mistform Skyreaver(ON)》と《ショック/Shock(ON)》(の2択)に直面したのです。彼はショックの方がより好みではあったけれども、赤がカットされる見込みは五分五分でしかないと知っていました。彼はそれを避け、巨大なフライヤーを取り、そしてその方針で迷わず進みました。

ポッド4:アレン・サン(Allen Sun)

サンは、自分が実際にやったように上手にできるだろうとは予想してませんでした。テーブルでわずか2人の白をドラフトしたプレイヤーのうちの一人であったのにもかかわらず、彼のデッキはとてもおもしろい、というわけではありませんでした。ほとんど白単色に近かったのです。

彼の成功の鍵は、むしろ「テーブルで出現しなかったもの」について語るべきでしょう。:《火花鍛冶/Sparksmith(ON)》や《幸運を祈る者/Wellwisher(ON)》やそういったものがあまり出なかったのです。したがって、除去の欠如は、問題にはなりませんでした。

また彼は《共同の功績/Shared Triumph(ON)》を手に入れることに成功していました。それは、彼のクレリックデッキに、ビートダウンするのにとても必要だったものを与えたのです。

ポッド5:フィル・フレネウ(Phil Freneau)

ドラフトが終了した時点で、フレネウは自分が勝利者を見ていることを知っていました。

彼は、ジェフ・カニンガムの隣りに座っていたのです。そして、この二人は、素晴らしく協調して、彼らが何をドラフトするつもりなのかということについての、非常にはっきりしたシグナルを送っていたのです。カニンガムは緑赤に行き、フレネウは黒白になりました。

この二人は、それぞれ2連勝した後で戦い、フレネウが勝利者となりました。それは、協調ドラフトのパワーの証拠でした。

ポッド6:ロバート・ベヤード(Robert Bayardo)

「輝石の儀式、こいつ、輝石の儀式」

そう言ったとき、Bayardoはまったく本気ではありませんでした。しかしそれは彼の戦略の鍵でした。対戦相手を倒すのにより優れた方法として、彼の擁する《解体するオーグ/Butcher Orgg(ON)》と《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing(ON)》を、加速して場に出す方法が必要だったのです。

ベヤードが最初に言うことは、たぶん、順調に進みすぎて困惑しているということでしょう。

彼は本当に今日までロチェスター・ドラフトをやったことがなかったのです。彼はまた、自分の幸運が続くだろうなどという幻想は抱いていません。

彼は、しかしながら、素晴らしい時間を過ごしています。

ポッド7:マイク・チュリアン(Mike Turian)

多数の人々から、リミテッドでもっとも偉大な一人だと呼ばれているマイク・チュリアンが、相手を策略で出し抜いてドラフトポッドを制圧してしまったのは、別に驚くようなことではないでしょう。彼のドラフトの進行では、3−0より悪い成績では満足できなかったはずです。

彼は、右側にいた2人の対戦相手の間で起きた競合をフルに利用しました。緑黒の前のプレイヤーが、赤緑をドラフトしているのを見たので、チュリアンは赤白を集めるために最良の位置にいたのです。しばしば、緑赤のプレイヤーは緑のカードを取って、堅実な赤いカードを手放したので、それはチュリアンの資産に加わっていったのです。

そんなことが起きてなかったときは、彼は素晴らしい白いカードを大量に得ていたのです。

ポッド8:ロリー・ドレクスラー(Rory Draxler)

ロリー・ドレクスラーもまた、彼が白を集める最良の場所にいることに気づきました。

平地を選択したテーブル中たった二人のうちの1人として、ドレクスラーは自分が効果的なクリーチャーの雪崩に埋まってしまったのに気づきました。残念ながら、彼は2色目については、どの面からも閉め出されていました。

彼は結局、ぎりぎり最低限をキープすることを選んで、クリーチャーのためのエンドカードとして、《部族の団結/Tribal Unity(ON)》だけをタッチで入れました。

彼は自分のデッキが強力なことは知っていました。しかし、3−0になったことでショックを受けていました。

GPロサンゼルスより。原文はデッキリスト付き(ただし、《輝石の儀式/Brightstone Ritual(ON)》が本当に使用されたかは不明)。

「サイクリング土地4枚入りが二人も! 流石ロチェ」「《新たな夜明けの印形/Sigil of the New Dawn(ON)》っすか!」「ショック流して《暴動/Insurrection(ON)》入りですか」など、おもしろいので一読を推奨。

当ページは、2ちゃんねる卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426(braingeyser-lj@infoseek.jp)がまとめたものです。