- 原文
- Quarterfinals: Justin Gary vs. Jeroen Remie
- 著者
- Brian David-Marshall
- 訳者
- 523だけど
- 投稿日
- 2002-11-27
- 更新
- 2003-06-29
ジャスティン=ゲイリーと彼のチーム、YMGのチームメイトは今週末会場で一番の注目を集めていた。ジャスティンは昔からのマジックプレイヤーであり、競技マジックをしている人なら誰もがよく知っているくらい印象的な経歴の持ち主である。彼と対戦するオランダのジェロン=レミーは今年ゆったりとしたペースだが驚くべき成績を残している。32位でサンディエゴを終えた後ジェロエンは構築戦にはあまり関心がなかったのでプロツアー大阪へは行かず、ニースで再び32位にはいる事で続きそれから世界選手権で10位というパフォーマンスを見せた。結局彼はヨーロッパTOP16に手が届き自身の手で今週末のマスターズシリーズの参加券を手に入れた。
試合が始まる前にヘッドジャッジのRune Horvik氏(ルーン=ホービック)がプレイヤーに試合中使うようにとスコアパッドを手渡した。ジェロエンは用意していたYMGパッドを一目見て、脇にどけた。「オレは今後、こんなもの(YMGの用紙)は使わないね。これはダメだね」
「僕はそうは思わないな。すでにトップ8に十分以上の数がいるし」そう言ってジャスティンは、YMGのシャツを着た彼とダーウィンとロブが準々決勝テーブルの4つのうちの 3つにいるのを指し示した。
「オレは実際、君らが怖いね」とヨーロッパ人はジョークで応じた。「こんなデカくて赤いドラゴンを背中に着ている(※YMGのシャツのこと)連続殺人者の出てくる映画を見たんだけどさあ」
「心配しなくていいよ。僕ら(YMG)が殺すのは、自分たちを負かした相手だけだよ」
「ところで、昨夜は(デッキリストをもらったけど)この試合の練習した?」とジェロエンが尋ねた。
「いやあんまり。準決勝の練習の方が忙しかったし」
「じゃあもちろんこの試合には勝つと思っているんだ」
「生意気を言うつもりはないが、しかし・・」
「たしかにあんたのデッキのほうに分があるよ」ジェロエンは認めた「しかしおそらく俺は素早く1ターン目に28点与えて君に勝つだろうね」
「森と極楽鳥でかい?使うデッキを間違っているよ」
ジャスティンはシャッフル中に私と向かい合っていった。「このマッチの長さについてあらかじめお詫びを申し上げるよ、おそらく3ゲームで終わるからね」
ジャスティンは初手をキープしジェロエンはマリガンして手札を6枚とした。ジェロエンは《強迫/Duress》を試みたが《魔力の乱れ/Force Spike》で打ち消され、2度目の強迫も《対抗呪文/Counterspell》で打ち消され、3ターン目の《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》がやっと場に出た。
ジャスティンは土地を置き、ジェロエンは古老で殴ってから《生ける願い/Living Wish》で《起源/Genesis》を引っ張ってきた。ジャスティンはエンドに《渦巻く知識/Brainstorm》をとなえ、それから唱えた《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》で引いた、戻した2枚のカードのうちの1枚は、《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》だった!
ジャスティンはアンタップし《ドルイドの誓い/Oath of Druids》をプレイ。「1Gですべての生物を根絶するこの軽いスペルは戦略を決定づけた。このトーナメントが終わったら今日までにこいつが私にどれだけの金額を獲得させたか計算しなくてはな。」
ジェロエンは《吸血の教示者/Vampiric Tutor》を使ったがForceSpikeで打ち消された。嫌気で顔を振って、古老でアタックした後に生贄に捧げ、2枚の土地と1枚のカードを手にする。
ジェロエンはジャスティンにアンタップさせ、彼のインスタントぎっしりのデッキが唯一持ってこれる巨大な《認識を食うもの/Cognivore》を出させる機会を与えたくなかった。
「マリガン分の埋め合わせをしなさい」ジャスティンが述べた。「推測するに、おそらく途中から2枚のAK(蓄積した知識)を持っていたね。」
ジャスティンはデッキを軽く叩き、「このデッキがより多くのカードを引くのは知っているだろう」
ジャスティンは3枚以上のカードを引く為にAKをプレイし、ジェロエンは対応して教示者を唱えた。「そのカードはアドバンテージをもたらさない、そうだろ?俺が+3を手に入れている一方、あなたは1枚損している」と元ナショナルチャンプをからかった。
「出来るなら、取り戻すさ」
ジャスティンは、ジェロエンが《黄塵地帯/Dust Bowl》を使って森と交換するまで《樹上の村/Treetop Village》で何度か攻撃した。ジャスティンは《破滅的な行為/Pernicious Deed》をプレイし、ジェロエンはジャスティンの特殊地形を攻めたが、場にあるOathのおかげでクリーチャーをプレイできなかった。
とうとうジェロエンが極楽鳥をプレイした時、ジャスティンは眉をひそめたが、ジェロエンが療法を唱えたときに理解しそれを打ち消した。フラッシュバックで生贄に捧げ、《禁止/Forbid》を指定したが出てきたのは《嘘か真か/Fact or Fiction》、《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》、《汚染された三角州/Polluted Delta》だった。FoFが唱えられジャスティンはOath×2と渦巻く知識をとり、禁止とCognivoreを落とした。
ジェロエンはジャスティンに自ら場を整理させる事になるDeedをプレイした。「自分たちの仕事をしろよ」渦巻く知識と三角州は新たな3枚のカードを得させ、2枚の不要なカードをデッキに紛れ込ませシャッフルさせる。生ける願いがパリンクロンを持ってきて、それをプレイしアンタップをし、もう1枚のDeedを出す。Oathのない場になり、ジェロエンは古老と極楽鳥をプレイした。
鳥がパリンクロンをチャンプブロック。起源がついにプレイされ、ジャスティンはこのゲームで3枚目になるFOFをキャストして、《対抗呪文》と《直観》を手に入れた。それから《クローサ流再利用》で自分の墓地の《蓄積した知識》を二枚対象にすると、その二枚をライブラリに入れずに、《直観》をキャストして、もう一枚のカードをライブラリから探した。
「さーて、なにを探してると思う、ギャラリーさんたち?」
ジャスティンがそんなことを言ってから、もう一枚の《蓄積した知識》をデッキから抜き出すと、ジェロエンは無表情に応じた。「ああ、そりゃ面白い戦略だね……」
ジャスティンは4枚のカードを引き、樹上の村を場に出し、イリュージョン(パリンクロン)をブロックに戻させた。ジェロエンは《チェイナーの布告/Chainer's Edict》を試みたがジャスティンは樹上の村を起動しパリンクロンは起源と戦う事になった。パリンクロンの勝ち。ジェロエンは何らかの解決手段を掘り当てようとし古老を生贄に捧げる。が、彼のデッキが提供したのはYMGに「Oh,baby!」といわしめるだけの《花の壁/Wall of Blossoms》だけだった。
パリンクロンがキャントリップ付の壁の上から殴り、ジャスティンは再利用でジェロエンの起源と土地を対象にしてプレイ。ジェロエンは《魂売り/Spiritmonger》が打ち消されたが、そんな事はあまり重要ではなかった。ジャスティンはOathをプレイし、ジェロエンがプレイした自身への布告がカウンターされたのだ。
次のターン、ジャスティンはこの記事のために無限である方がよいCognivoreをさっとひっくり返しました。
Justin - 1 Jeroen - 0
2ゲーム目の為シャッフル中、ジャスティンは準々決勝と準決勝の間にWoCがTop8たちに提供する昼食について話しあった。ジェロエンははじめてのTop8だったのでこういった慣習に詳しくなかった。
「今回がはじめてのTop8なんだろ?昼食は私がTop8に入って最もわくわくしている事なんだよ、とってもおいしいんだ。」
「私はマスターズに出場する事の方がよっぽどわくわくするよ」
ジェロエンはマリガンをして《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で誓いを宣言する事からスタート。しかしPernicious Deed、Mana Leak、Living Wish、Intuitionと3枚の土地が見えただけであった。「カードの引けない《のぞき見/Peek》みたいなもんだな。」
ジェロエンの3枚目の土地は願いでもってきたDust BowlでそれからDeedをプレイしたがジャスティンはLeakで打ち消す。ジェロエンは次のターンセットランドする事が出来ずDust Bowlを起動できなかった。ジャスティンはライブラリーのトップからDust Bowlを引き当てるとニコニコと微笑み、敵陣の後方に着陸した砲撃方のような音を出してジェロエンの唯一の緑マナの資源である《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》を破壊した。
ジェロエンはその後2ターン土地を引く事ができず、一方ジャスティンは続けざまに樹上の村をプレイし戦線を支援した。ジャスティンは相手が3枚目の土地を手に入れる前に直観でAKを持ってきた、が彼は(前のゲームで破壊された)樹上の村に長い間待たせた復讐を(相手の)Dust Bowlに遂げさせる事にした。相手を更に酷い目にあわせるために、ジェロエンが未だ2枚の土地しかないうちに3枚のカードを引き、次のターンにはFoFを使った。
ジェロエンの2枚の土地では相手の願いで持ってきた《マスティコア/Masticore》に《帰化/Naturalize》を使うくらいであったがジャスティンは手札があふれるくらいあり、Oathを捨てるくらい余裕があった。強迫がジャスティンがCounterspells, Foil, Forbid, Deed, 土地、Living Wishがあることを明らかにし、Wishを捨てさせる。彼は少しでもと《次元の狭間/Planar Void》で抵抗を試みるがジャスティンは勝つための十分なカウンターを持っていた。
Justin -2 Jeroen -0
このときDarwin とRob(YMG)がそれぞれ一度も負けずにマッチに勝利していた。ジェロエンは「このゲームには勝たないといけないな!9-0なんかであんたたちを 行かせる事は出来ないね!」この一言(せめて1本取らないと)で、The Rockにとってこの対戦がいかにやる気をなくさせるものであるか、想像がつくだろう。
「すまないね、私があなたを3-0でやっつけないとあいつらが(YMG)絶対許してくれないだろうからね。」
ジェロエンは最終的に初手をキープし、強迫から始まる。彼は直観を抜き4枚の土地、Deed、禁止を残す。手札破壊は《次元の狭間/Planar Void》が解決されたときに危険だと思われた。続く《陰謀団式療法/Cabal Therapy》がDeedを落とす。「ところで、Planar Voidを貼ってからうまくいってるね。サイドボードに感謝するよ」
《スパイクの飼育係/Spike Feeder》が3ターン目にだされたが4ターン目の土地は出なかった。
「土地がないのかい?そりゃいいねぇ」
ジャスティンはOathをプレイするがそれは帰化された。ジェロエンはそのターンに教示者を使うがカウンターされた。ジャスティンはパリンクロンを引くまでAkを"サイクリング"しFoFをうった。ジェロエンはフルタップで魂売りを唱えジャスティンは渦巻く知識を唱え眉を上げた。
「よし、来るんだ!もう一度失望させてやれ!」
「あなたはForceSpikeに十分な敬意を払っていなかったんだ」ジャスティンはパリンクロンと樹上の村で壁にブロックされるまで攻撃した。
「今必要なものは神聖な4/5飛行を対処することだよ。」
彼は出来なかったのである。