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Week in Review: July 15-21

原文
Week in Review: July 15-21
著者
Alex Shvartsman
訳者
タイ屋
投稿日
2002-08-02
更新
2003-06-29

今週もよろしくお願いします。ショップの方が忙しくて最近遠征してないアレックスです。円高のようですので、日本の皆さんがカードを買ってくれれば、私も店も助かります。よろしくお願いします。それにしても、朝からサーバーダウンとは2ちゃんねるの皆さんも大変ですね。(訳注:こんな文章は存在してません)

グランプリ・サンパウロと台北

このシーズン最後の2つのグランプリには、比較的少数のプロプレイヤーしか出場しなかったけれども、世界中が彼ら−と、最終的な勝利者−がどんなデッキを使っているのか、注目していた。

ジャッジメント入スタンダードは、それまでハイ・レベルのトーナメントプレイでは見られなかったフォーマットだし、それは世界選手権のフォーマットでもある。よって、プロたちはそれについてはまだ、書いたり語ったりはしていない。

この週末、(トップの)プレイヤーは、(わざと悪いデッキを使って)グランプリ・トーナメントで有利に戦うチャンスを減らすか、それとも世界選手権のための最高のデッキを公開するか、どちらにするか決断せねばならなかった。

Mike PustilnikとRuel兄弟は旅費に何百ドルも使ったわけで、彼らは手持ちの最高のデッキを持ち込んだと考えるのが妥当だろう。

Pustilnik のデッキは最も興味深いものだった。彼は(メインボードについては)Cunning Wishを3枚を特徴とする、かなり簡単なサイカトグデッキを使った。しかしながら、彼のデッキのサイドボードは、完全な別物だった。彼はWishの威力を最大限に発揮させるために、13枚の1枚物の呪文と2枚の Gainsaysというサイドにしていた。サイドボードのカードは、常にWishで引っ張ってくる価値のある、例えばFact or Fictionのようなカードから、非常に特殊な状況において役立つ、たとえばAura GraftやSpelljackのようなカードまで、幅広いものだった。Pustilnik は19位だった。

サンパウロまで行ったアメリカ人は他にはただ一人、Steve O'Mahoney Schwartzだった。彼は赤青緑対立デッキで、新セット最高のクリーチャーの一角、幻影のケンタウロスを使っていた。OMS はまったくStatic Orbを使ってなかった − サイドボードにさえ用意してなかった。その代わりに、彼はデッキに燃料を供給するために4枚のSquirrel Nestを使った。OMS は全体では11位だった。

GPリオのチャンピオン、Carlos Romao は、それとは非常に異なったバージョンの対立を使っていた。実際、それは単なる対立というよりは、青緑マッドネスとのハイブリッド型のものだった。彼は18位だった。

合衆国はこのトーナメントにおいて、ラテンアメリカ以外での最高の成績を出した国ではなく、フランスがそうだった。Ruel 兄弟は、Florent Jeudonと合流して、このイベントに参加した。彼らは最初GPニュージャージーに行こうと計画していたけど、飛行機のチケットが高すぎるじゃんてなことになった。それで、その代わりにブラジルへ行くことにした。Olivier Ruel と Florent Jeudon は2日目には残れなかった。しかし、Antoine Ruelはスイスラウンドを1位で終え、興奮していた。Ruel はPernicious DeedとサイドボードのSeedtime のために緑をタッチしたサイカトグをプレイしていた。Antoine Ruel はトップ8の中では唯一、南米の外から来たプレーヤーで、最終成績はトップ4だった。

優勝したのはアルゼンチンのGabriel Caligaris だった。彼の使ったサイカトグデッキは、Pustilnikのものと非常に似ており、Caligarisのサイドボードも、8枚の1枚物が入っており、おそらく欲しいと願うようなものならなんでもあった。(訳注:原文はここでthe pun very much intendedという文章が入ってるが訳せないので省略)彼は決勝戦でFelipe Desideratiの操る青緑マッドネスを倒した。

さて、世界のもう一方の果てでは、アジア中からプレイヤーが台北に集まって同じフォーマットをプレイしたが、非常に異なった結果となった。アメリカ人もヨーロッパ人もいなかったが、多数の日本のトッププレイヤーがやってきた。しかし、初めて、そのうちの誰もトップ8に入れないということになった。

多数の有名な日本人プレイヤーが賞金圏に達したが、台湾勢が決勝シングルエリミネーションの8人中7人を占めることに成功した。残る一つを、唯一の外国勢としてシンガポールのAlbertus Lawが得た。Lawとチームメイトは、南アメリカで成功したいくつかのデッキで使われていたCunning Wishのかわりに、Burning Wishをタッチで加えたサイカトグデッキを使っていた。サイドボードには、多数の素晴らしいインスタントの代わりに、UpheavalやObliterate、それにHaunting Echoesのような強力なソーサリーを備えていた。

今年のGP 台北について最も興味深いものは、そこでいきなり優勝したデッキだろう。Sheng Hsun Hsia は、Hunting GroundsとLiving Wishのコンボ入りの青緑白のコントロールデッキを作ってなかなか印象的な結果を得た。デッキは理論上はひどいものに見えるけれども、それを非常に上手にプレイして、Shengは二倍にタイトルを得た。上手にプレイすることと、メジャートーナメントにrogueデッキで出場することを望んで実際にそうできることを両立させたのだ。(訳注:かなり適当に訳しているので、実際にはこれで合ってるか自信ないです)

世界選手権への準備。

プロたちがシドニーで1週間を過ごす時まで、もうメジャー・トーナメントは残っていない。私たちはは準備のすべてについて、最終段階に入っている。それは「政治と同盟」についても同様である。

このテスト「シーズン」の最大の話題は、チームゴジラの分裂である。このため、かなり唐突に、ゲームのトップ・ネームの何人かが新しいチームへと入れ替わることとなった。

Kai Budde とPatrick Mello は他のドイツのプレーヤーのChristoph Lippert とFelix Schneidersや、オーストリアのプレーヤーHelmut Summersberger と Benedikt Klauser と合流して、ドイツ語を話すプレイヤーのチームを作った。しかし、彼らが、ゴジラのチームメイトのEric Froehlichと彼の新しい戦友、Brian KiblerとBen RubinとBrian Hegstadと、再提携するまでは、あまり長くはなかった。この新しいEuropean AllianceとThe Jumble(訳注:いずれも過去存在したチーム名)の混成チームは、スター選手には事欠かない。が、この二つのグループが一緒にうまくやっていけるのか、という点は(現時点では)まだ分からない。環境の秘密を解き明かすことができるグループがどの程度いるのかということに関わらず、目覚しい成果を挙げるための高いポテンシャルは、確実にあるが。

英国人は、地元のプレイヤー同士でテストプレイをするとの意図を発表した。おそらくチーム HCP(訳注:ハンプトン・コート・パレス。ベン・ロナルドソンの住む宮殿の名前でゲリー・ワイズの下宿)の復活も含まれている − しかし私は、この記事の執筆時点では、そのグループの詳細に関する情報はつかんでない。

Dave Humpherysは、今のところマジックする時間がない。しかし、間違いなくプロツアー・ボストンのための練習には間に合うように戻ってくるだろう。交替で、Zvi Mowshowitzが、ユア・ムーブ・ゲームスに加入した。このチームにとっては初めてのことだが、ユア・ムーブ・ゲームスは大きな距離的な広がりを持つことになった。ジャスティ・ゲーリーは大学を卒業してフロリダに戻り、ニューヨーク市にいるズヴィと私自身が加わったことで、ロブ・ドハティーのような人たちはとうとう、Apprenticeでプレイするという「楽しみ」を学習させられることとなった。我々の全員が、マジック・オンライン上のチームのカード資産を早急に充実させることを期待している。そうすれば、APの代わりにマジック・オンラインを使ってテストプレイできるようになるので。(訳注:やっぱりAPよりMOの方がいいのね、みんな)

(これらの動きに)取り残されないために、オランダ人は彼ら自らのマジック・コロニーを設立した。何人かのプロが、イベント(世界選手権のこと)へのテストプレイをするために、Jeroen Remie の家に引っ越した。その中には、現在の世界チャンピオンのTom Van de Logt、それに Kamiel CornelissenとNoah Boeken (以上でオランダ代表チーム全員)、Jan Doise、Victor van der Broek、 Alexander Witt(2001世界選手権エクステンデッド部門1位)、 Frank Karsten(オランダの9位王) そしてArjan van Leeuwenが含まれている。これは、オランダ−マジックにおいては、小国でありながら他国を越える成果を挙げていることで知られている国−によって行われている、最高に組織化された取り組みである。確かに、注意を払うだけの価値はある。

同様に、Punisher − およそ1年前のスタートから非常に順調にやってきているスウェーデンとフィンランドのプレーヤーのチーム − も、甘く見ることは出来ない。

Magic Trivia

先週の問題。
どうやれば現在のエクステンデッドにおいて、アーティファクトと赤と黒の呪文だけで1ターンキルができるか?
  1. Badlandsを出す。
  2. 土地2枚捨てて、Mox Diamond2枚出す。
  3. Entomb使って、墓地にWorldgorger Dragonを送り込む。
  4. ドラゴンに、Animate Deadを使う。
  5. ドラゴンが場に出ると、Animate Deadを含めてすべてのパーマネントがゲームから取り除かれる。
  6. Animate Deadが「はがれる」ので、ドラゴンは墓地に戻って、土地がアンタップ状態で場に出てくる。
  7. Animate Deadが場に出るので、Worldgorger Dragonを対象にする。
  8. Badlandをタップしてマナを出す。
  9. Ghitu Fireかその他のインスタント速度の火力呪文でゲームに勝てるだけのマナを貯めるまで、これを繰り返す。
新しい質問:
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの、非コレクタブルカードゲームで、マジックのカード名と同じ名前を持つものって何?

私にEメールで答えを送ってこないように。

正解は次回のこのコラムで。

今週のグッド(?)プレイ ― Play of the Week

Alex Wernerから:

「実際には何も起きなかったので、名プレイや迷プレイだとはっきり言えるわけではないけれども、面白い状況ではあった。私はマジック・オンラインのドラフトで、緑と何かを使って、黒と何かを使っている相手と対戦していた。

わりと均衡したゲームで、中盤から後半ぐらい。私は対戦相手のエンドステップに、土地7枚をタップしてから、Krosan Restorerで土地を1枚アンタップ、それをタップして8マナ目を出した。そして、Elephant Ambushをフラッシュバックで使った。

そうした後で、私は、対戦相手の場にCrypt Creeperがいたので、もしKrosan Restorerの起動に対応して象の待ち伏せをリムーブされたら、象が手に入らず、7点マナバーンを食らっていたことに気づいた。(私の対戦相手が、そんな絶好の機会を逃したことに、後になって気づいたかどうかは分からない)

Bad Play of the Week

Ryan Guruから:

「状況:アイオワ州メーソンシティーでの、フライデー・ナイトのドラフト。

あるプレイヤーが、Gorilla Titanをキャスト。いろいろ考えたのか、あるいは明らかになにも考えてなかったのか、対戦相手はGorilla TitanをGrip of Amnesiaでカウンターしようとした。

そのプレイヤーは嬉々として墓地を取除き、8/8のバナナ好きなトランプル生物が降臨した」

Bad Play of the Week その2

さっきのBad Playが短かった(面白かったが)。おまけとして、何年も前のプロツアー・パリからのBad Playを紹介する。

Dave Humpherysの手札は2枚。Foreshadow と Mangara's Blessingだった。彼の対戦相手が、Coercionをキャスト。明らかに、対戦相手はForeshadowを選ぶだろう。そうでないと、Mangara's Blessingは捨てさせてもターン終了時に手札に戻るのだから。

ハンフリーズは次のターンの開始時にカードを引くために、Foreshadow をキャスト。彼はカード名を宣言した。

「沼!」

それは彼の対戦相手で一番多く入っているカードだった。ライブラリーのトップが明らかになると、本当に沼だった。それから、Coercionが解決されたので、彼の対戦相手は当然ハンフリーズにただで2ライフプレゼントする代わりに、(カード名を当てたことで引いた)カードを捨てさせた。

ハンフリーズが、指定するカードを「ブラック・ロータス!」とかにしていれば、もっといい結果を得られていただろう。

(以下、いつもの締めくくりなので省略)

当ページは、2ちゃんねる卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426(braingeyser-lj@infoseek.jp)がまとめたものです。