- 原文
- Odyssey Block Constructed: Battle of Wits
- 著者
- Toby Wachter
- 訳者
- o・∀・)nira.
- 投稿日
- 2002-01-31
- 更新
- 2003-05-18
『自分のカード』を持っている奴らがいる。
彼等はそのカードとイコールで結ばれている。Brain KiblerはRith, the AwakenerとArmadillo Cloakで有名だ。ZviはDream Halls、Horn of Greed、Yawgmoth's Bargain…コンボエンジンとして知られるものなら何でも。Finkelはちょっと前までOphidianとして知られていた。
俺?
たぶん俺はBattle of Witsだろうな。実際、俺はそうであることに誇りを持っている。昔の記事でも力説したように、Battle of Witsを使ったデッキはとてもプレイするのが面白い…一度たりとも『同じ手札』をプレイすることがないからだ。
一つのシチュエーションに対して必ずしも一つの正解があるとは限らない。そのカードを引くのかさえも危ういからだ。だから、自分が今持っているもので対処しなければならない。
プレイするのも面白いが、見るだけでも面白い。どこでプレイしたって、かならず人々が好奇の視線を向けて、Battle of Witsデッキを観戦しにやってくる。なぜだろう?
Magicのトーナメントではカード枚数の多いデッキをプレイすることは難しい。少なくともここ8年、デッキはずっと60枚ラインを保っていた。
他にも面白いところはある。Battle of Witsデッキはどんなフォーマットでも生きてくるんだ。ここ1ヶ月の間、俺はBattle of Witsデッキをエクステンデッドでプレイするときのアドバイス等を尋ねるeMailを目一杯もらった。しかし、この環境ではテンプレートを作ることは非常に難しい。デュアルランドによって安定したマナが供給できるこの環境で、200枚という数字には可能性があり過ぎるのだ。
エクステンデッドでは多くの『壊れた』カードがあるが、200枚強のデッキにはそれが全てフィットしてしまう。考えうる全てのチューターを4枚ずつ搭載し、それらのカードを容易のゲットしてくることが出来る。だが、それは最善のシナジーをつくり出しているとはいいがたい。どのカードとどのカードを使えば『最善』のデッキが出来るのか? これを見つけるのは非常に難しい。
そうだな、Intuitionはチューターだから4枚欲しい。ああ、もちろんAccumulated Knowledgeもいれるよ。あ!Holistic Wisdomがあるじゃん! まてまて、Oath of Druidsを加えたらどうなるかな?そのためにAcademy RectorかMorphlingが欲しいな。いやいや、Shield Sphere/Enduring Renewal/Goblin Bombardmentのコンボを登載するのもおもしろそうだ。DonateとIllusions of Grandeurを加えて勝ち手段を多くするっていう手もある…チューター(Diabolic, Mystical, Enlightened, Vampiric Tutors, Academy Rector, Intuition, Wild Researchとかとか…)のパワーが十分にあるから、全てのカードを必然にしたい。…60枚のカードでもそれをするのは至難の業なんだぜ?できると思ってんのか?
しかし、スタンダードのバージョンを作るのはそこそこ簡単だ。環境に現存する最良のカードを4枚ずつ登載していけば、ほらできた。毎回引くカードは違えども、全てのカードが最良なら、なんら問題はない。もちろんコンボと呼べるものはないかもしれないし、少ないチューターで持ってくるものはBattle of Witsだが。
オーケー。Odysseyブロック構築ではどうなんだい?
PT大阪が近く、Tormentの足音が五月蝿いぐらいに響いている今、新環境のメタゲームはどうなるのかとプレイヤーの皆さんは必死に考えていることだろう。赤緑はWild Mongrel、Call of the Herd、Beast Attack、Fiery Temperのおかげで生き延びられそうだし、Psychatogデッキをつくるのは簡単だろう。そして、Battle of Witsも。
さて、Battle of Witsデッキをこのブロック構築でどう調理するか、というのが問題だ。カードが揃っているわけではないから、スタンダードのように『いいモノ』だけ集めても200枚にはならない。だから、全てのカードを確信を持って使うのは難しいと思う。カード1枚1枚のパワーでゴリ押し刷るのではなく、プレイングや、デッキ構築について考えなければならない。喜ばしいことに、Odysseyは小さなメカニックがいろいろとあるから、エクステンデッドっぽくつくれそうだ。
まず、墓地を肥やすことを目的としているのが分かるはずだ。Psychatog、Insidious Dreams、Buried Alive、Milikin、Mindslicer、Cephalid達ががんがんクリーチャーを墓地に落としている間に、Zombify、Morgue TheftとChainer, Dementia Masterが場に出したりする。リアニメーターもいいが、やはりあれだ。Traumatizeだね。
信じられないかもしれないが、このデッキをプレイするときは、自分の心に傷跡を背負いたい。なぜBattle of Witsデッキでそんなことをするのか?と思うかもしれないが、100枚強のカードを墓地に送ることによってどうなると思う?
…そう、PsychatogとMortivoreが信じられないほど巨大になるって訳さ。え?全部墓地に落ちてるって? 何故Morgue Theftをフラッシュバックしないんだい? いやいや、ひょっとするとChainerをTheftでもどして来た方がいいんでないかい? さあ、相手に悪夢を見せようじゃないか。ほかにもいろいろと利点はある。Ichoridは何回でも戻ってくるしね。
もちろんBattle of Witsが無視されるべきだっていってるわけじゃあない。でもTraumatize作戦を発動させることによってPsychatogも生きてくる。未だにDiabolic TutorやInsidious Dreamsで『あっ、ごめん、勝っちゃった』と言うことは出来るが、バックアップがあった方が心強いだろう?
だが、もしBattle of WitsやTraumatize作戦が何らかの所為でストップされた場合には、これをプレイするのは簡単ではない。様々な選択肢があり過ぎて、混乱するのだ。私がプレイした場合はすくなくとも毎ターンどこかで悩むことがあった…Brokerを使いもっと板上で有利に立つべきか、Circular Logicでカードアドバンテージを狙うべきか? Tarumatizeの後のMorgue Theft、もどすのはChainer? Psychatog? それともMortivore? ビートダウン相手に今Mindslicerを打つべき? 場合によってはもっともっと複雑な選択を迫られることもある。
さてさて、簡単なカードのレビューでもしようか。
え?カードアドバンテージ?何それ?
そうだ、たった1枚のカードを探してくる為に2枚のカードと4マナが必要だよ。うん。最悪だね。うん。
でもね。
『このゲームに勝つ』って書いてあるカードを探してくるときには最高なんだ。
このカードは余り好きじゃない。
でも、プレイするとこのカードのすばらしさが実感できるんだ。
めぼしい問題は『自分ではなにもしない』ことだね。でもIchoridはこの問題を解決する最高のパートナーだ。
んん。そうだね、Laquatus's Championを3枚持ってきてChainerに使わせることもできるし!
トークンが嫌って言うほど要る環境では、こいつはいい。
普通のクリーチャーに対して使ってもOKだが、トークンに対してはNekrataal並だ。
ほかにもいろんな使い方が出来る…
たいがいのデッキにはリスキーすぎるコイツだが、ここではちゃんとフィットする。
さしずめミニTraumataizeってとこか。
墓地が肥えて肥えて、もう何でもできるって状態にさせてくれるだろうよ。
スタンダードでもBattle of WitsデッキにはStandstilが入る。今日はその復習だ…
『相手は勝たなければいけない。自分は違う。』
自分のデッキは他のたいがいのデッキよりも多いはずだから、ずっと座って待っていてもライブラリが切れることはないはず。
でも、対戦相手は?そいつの薄い薄い60枚デッキなんてあっという間に墓地に消えていってしまう。
こいつは基本的に優位に多っているときにしかプレイしないカードだ。そこんとこ注意。もちろんニュートラルな状態な時でもいいがね。
このデッキには入りきらなかったメカニックがある:
TraumatizeのあとでMorgue Theft→Auramancer→Mortal Combat。ハイ俺の勝ち。
この作戦でただひとつ問題なのは、Traumatizeをうったならもう他のカードで勝てているはずだからだ。また、Traumatizeなしではただの紙なのもイタイ。
だが、『ハイ俺の勝ち』と言えるカードはたしかに魅力的なので、加えてみても良いだろう。
もう一度言うが、Traumatize無しではただの紙なのはイタイ。
ナチュラルにフィットするようにみえるかい?スペースがあれば入れるかもね。
Morgue Theftはフラッシュバックがあるため、Traumatize戦略の手助けが出来るが、コイツにはそれができない、と言うのも。
デッキに入らなかったカードで、一番入れたかったのがこれ。Traumatizeの後でプレイするともうアホかと。馬鹿かと。小一時間問いつめたくなるほど強い。MilikinやCephalidとも相性いいしね。
でも、いつもはたった1撃では足りない…AboshanやChainerのように、卓上に残ってもらいたいものが多いからね。それにリムーブというのはイタい。他のカードに悪影響を与えてしまう。
だが、こいつのポテンシャルははかり知れないので、できれば入れたいな。
ほとんどのリアニ系は『逝ってらっしゃい』用のクリーチャーがいる…Thorn Elemental、Multani、Verdant Force、Reya等。
あー、たしかにReyaはいいかもしれない。でもちょっとタンマ。Odysseyブロック構築だって言うのを忘れてないかい?
この環境ではIridescent AngelとHypnoxぐらいだが、1枚はおもすぎ、1枚は色が合わない。
俺はやっぱりMortivoreでいいや。
Traumatizeとのコンボ?十分じゃないね。
捨てないと行けないのは別にいいんだが、必然的に重くなる。
かなりいいかもしれない。両者にMind Twist。でも相手は必要なものを、自分は必要でないものを捨てる。
さて、このデッキはOsakaではどうだろう?Psychatogや赤緑がまだ生きているか知らないが、すくなくとも1人はBattle of Witsをプレイするだろうね。
『あ、ごめん、勝っちゃった』というのは本当に気持ち良い。ゴジラ並のデカさのMortiveやPsychatogが日本であばれまわるなんて素敵じゃないか。
と。
眠いところやったから半分壊れてます。読みにくくてスマソ。